FAXの陳腐化
新型コロナ感染者の報告をFAXで送って、受けた側が受信した内容を集計する作業を行っているため、件数が多くなると手作業では対応できなくなったような報道があった
今の時代にFAxを情報収集の手段にしているのかと、言われているが、それに代わるシステムが構築されていなかった
クラウドにデータを集約するサーバを構築すれば容易にシステム化できそうだが、
なかなか、難しいようである
大阪府では、クラウド化できたようだが、全国的に構築するすることが望まれる
FAXのメリット
電話回線を利用して、送信側と受信側の協調で、紙の情報(画像)を伝送できる
送信側の利用者の操作は
1.用紙をセット
2.電話を掛ける
3.相手が応答して、FAXだったら、自動送信開始
4.伝送終了
5.電話が切れる
6.記録が残る
人が操作するのは1.2.だけ
記録の結果を確認して、正常に送信できたことがわかる
異常だった場合は、再度送ることになる
受信側の利用者の操作は
1.電話が呼び出し、自動応答
2.受信開始
3.受信終了、回線切断
4.受信内容を紙に出力
5.記録が残る
人が操作するのは、出力された紙を取り出すだけ
人が操作する内容は少なく、単純だ
このFAXを現代風にシステム化するにはどうすればよいか
情報の伝達媒体に紙を介することが、問題になる場合がある
情報の発生から相手に届けるまでの間に、ワープロや表計算ソフト、紙に押印したものが正規の文書などの日本の文化が絡んでいます
システム化するには、紙→紙を電子化するだけでなく
電子ファイル→電子ファイルにする必要があります
電子メールの添付ファイルでは、セキュリティ的に問題が解決できない部分がある
ファイルのセキュリティ的に担保しながらFAXのような手軽さを実現する
紙→紙もできるファイル→ファイルもできる
操作はFAXと同じかもっと簡単に
実現のためには次の機能が必要
宛先を指定する環境(送り先を解決する環境)DNSのようなもの
ファイルでも、紙でも送ることができる環境
ファイルでも、紙でも受け取れる環境
見かけ(ユーザが操作する装置)はFAXと同じ、仕組みはファイル共有+通知
疲れてきたので、途中だが中断